空き家と言っても、長年放置されたものから人が住んでいない状態のものまでさまざまですよね。
もし、自分が空き家の整理をしなくてはいけなくなった時、何から始めますか?
ここでは、そんな色んな整理について見ていきましょう。
▼空き家の
相続の整理
自分のお家が既にあり住む予定がない場合は、空き家の
管理をしっかりと行いましょう。
■
相続放棄をする場合
空き家の
相続を放棄する場合は、
相続を知った三ヶ月以内に家庭裁判所に申し立てを行います。
その時、他の資産も放棄することになるので
相続放棄する場合はしっかりと考えて行いましょう。
相続放棄しても、空き家の
管理責任が発生する場合があります。
相続を整理する時には、周りの人としっかりと話し合っておけばトラブルになりにくいです。
■
固定資産税空き家が特定空き家等に認定されてしまうと、
固定資産税が6倍になってしまいます。
2015年に施行された空き家
対策措置法では、従来建っているだけで減額されていた空き家の
固定資産税も解除できるようになりました。
犯罪や治安の悪化、建物の劣化による倒壊が起こりそうだと認定されれば、指導や勧告を受けたのちに税の特例から解除されます。
▼空き家の整理
■不法居住や犯罪を防ぐ
空き家を
売却するにしても、残すにしても家財道具や家の中の物を整理しておくと空き巣や不法に侵入されるリスクも軽減できます。
■建物の倒壊などを防ぐ
人がいない建物は劣化のスピードが速くなります。手を加えることで倒壊などの危険も防ぐことになります。
相続人決まっている場合は、一緒に生前整理を行っておくともしもの時にも安心です。
空き家の整理をしておくことで、空き家
対策特措法に当てはまることもなくなりますよね。
▼まとめ
空き家の整理は、
固定資産税などだけでなく周りの住人への配慮でもあります。
いざという時に、トラブルにならない為にも一度空き家を整理してみてはいかがでしょうか。